最近、さかんに言われるようになった「SDGs（エス・ディー・ジーズ）」。

「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」の略称です。

2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2016年～の15年間で達成するために掲げた目標です。17の目標があり、「貧困をなくそう」、「すべての人に健康と福祉を」という人に関することや「気候変動に具体的な対策を」、「海の豊かさを守ろう」など環境に関すること、「つくる責任 つかう責任」や「働きがいも経済成長も」という社会に関することも入っています。

ちょっと聞くと、難しいと思われるかもしれません。

でも実は身近なことで実現可能なのです。

マイバッグを持っていき買い物するなど、さまざまなことをもうすでにあなたも実施しているのです。

SMILE FLOWERマルシェは毎月最終土曜にマルシェを実施しています。

このマルシェのスゴイところは参加するだけでSDGsを体験することになるところですね。

身体に良い食品を販売していたり、物々交換ブースがあったり...。

環境を意識した取り組みをしていますよ。

マルシェを実施されているのは、廃棄される工業製品に再び命を吹きこんだり、ボランティアで海をキレイにしたりする活動や「アースキューブ」を販売している「SMILE FLOWER」さん。

「アースキューブ」は紙やプラチックなどを熱分解してセラミック灰に。とっても環境に優しい機械なのです。マルシェで出たゴミもここで引き受けます。

マルシェでは廃棄される工業製品にペンで絵を描き、サボテンや多肉植物を植えるワークショップを実施。取材時もマルシェに来ていた親子連れが楽しそうに絵付けをしていました～♪

お子さんが自分でデザインした鉢に多肉植物を植えて、キラキラ笑顔で見せてくれました！

このワークショップに使っている「ハイドロボール」も「アースキューブ」から出た灰を再利用。

とことんエコですね～。

『押入れの中で眠っている「自分にとっては不要な物」が実は誰かが「必要な物」かも』というコンセプトのドリームリレー。

家電は難しいのですが、それ以外の物で捨てるのが勿体ない物なら大丈夫。物々交換できますよ～。

代表は春日井市議会議員の「伊藤たかはる」さん。

大事に使っていたけどサイズが合わなくなって、履けなくなったサッカーのスパイクやサイズが小さくて着れなくなったジャージなどスポーツに関する物も集めているそうです。「スポーツがやりたくてもできない海外の子ども達にも夢を！」と熱くお話していただきました。発展途上国の子供達に寄付するプロジェクトはとてもステキな活動だと思います。

夢は大きく！　春日井から羽ばたいてほしいですね！

無農薬野菜を作ったり、お米を栽培している「心楽農園」さん。

旬を感じられる野菜は農薬を使っていないため、子どもがそのままパクリ。

たまたま購入したスナップエンドウ（現在は季節ではないそうです）はサヤが分厚くてパリパリ音がしていましたよ～。運が良ければ旬の野菜が出ています。

栄養価の高い、人気の古代米（黒米）は粉にして販売。味はあまりしないため、どの食材でも相性が良いそう。

我が家ではお米を炊くときに炊飯器に入れて子どもに食べさせています。

（※栄養価が高いため、一日にこれくらいという目安の量があるそうです）

今後、協力していただく農家を増やすそうで、さまざまなところで本当に体に優しい野菜が食べられるかも。

SDGs環境活動に直結しているブースが他にも♪

要らない物は「ドリームリレー」さんへ、健康に食べることを考える方は「心楽農園」さんへ、マルシェで出たゴミは「SMILE FLOWER」さんへとゴミの出ない環境に良いマルシェです。

春日井から広がってほしい取り組みですね。

※情報は予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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