サボテンに携わって15年以上の老舗「春日井さぼてん ラボ＆ショップ こだわり商店」さん。

いち早く春日井サボテンの栄養価の高さを見抜いていた店長さん。

何とか春日井サボテンを使った健康食品が作りたかったそうです。

その努力の甲斐があって、苦心されながらサボテンを粉末やエキスにしたり、機能性を高めたサボテンの中間原料を作成。

それだけにとどまらず、春日井市内の和菓子屋さんやパン屋さん、麺製造業さんと一緒にサボテン商品を企画して加工商品を増やす努力をされる日々。

飲食店さんと協力し、サボテンをおいしく食べられるよう勉強会や試食会を開いて「春日井サボテン」の商品ブランドを徐々に確立させてきました。

勉強会や試食会などを行う中で、サボテンそのものがもっと美味しく使いやすいように、これまでと違う品種の露地栽培で食用としてサボテンを育ててみようと試験栽培に踏み切ったそう。

実際、2021年現在、春日井市内のサボテン商品や飲食店のサボテンメニューの約8割が「太陽の葉」ブランドを使用して作られているそうです。

春日井特産品認定業者協議会の「春日井特産認定品」のサボテン関連商品については、22種類も。

この店がなくては現在の「春日井サボテン」ブランドが成り立たないのも頷けます。

その縁の下の力持ち感が半端ないですね。

なんと、ご自身でかかわったサボテン商品の販売をご自身で販売されているそう。

勝川駅前通商店街のお店「春日井さぼてん ラボ＆ショップ こだわり商店」さんに伺うとご自身の商品だけでなく、他事業者の商品も特産品として置いてあります。

ちなみに、このお店の店長さんは明るくて、とてもパワフル！

周りの人を明るくするお人柄だと思いますが、お店にはいろいろな人が立ち寄ります。

誰かがお茶をいただいていたり、サボテンを買っていたり、通りかかる子ども達が手を振って通っていったり、ハローウィンの時期には子ども達が寄ってお菓子すくいを嬉しそうにしていったりと市民のみなさんとの交流がすごいです。少しいるだけでも地域への愛を感じますよ。

サボテン愛が高じて自分の店舗での販売だけでなく、春日井市外や愛知県外に販売すること10年以上。

「各事業者が一丸となって『春日井のために』と地元特産品を増やしている自治体は珍しい」と春日井市のサボテンに関わる事業者同士の関係をほめていただいたことが何度もあるそう。

「ライバルともなる同業者ともサボテンが深いつなぎとなって連帯感が育っている」と店長さん。お話を伺っているとつなぎとなっている連帯感には明るい店長さんの人間力も感じました。

「サボテン」を通して、各事業者さんの努力や春日井への愛はもちろん、店長さんの深いサボテン愛と春日井市への愛を感じました。

面白いお店です。

春日井サボテン愛や店長さんの明るさを感じたい方は、こちらで 我が街サボテン情報を仕入れて  お店を訪ねてみてください。

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