創業36年。
顧みれば、実にさまざまなソフト開発をしてきました。
春日井市に本社を構える弊社は、1991年『命のビザ』が産声をあげるお手伝いをしました。
『命のビザ』は、2016年に映画化もされています。　

『命のビザ』の解説はこちら


岐阜県八百津町では、『命のビザ』の主役・杉原千畝（ちうね）氏生誕の地として、国内だけでなく世界にも情報発信をしようと企画しました。
大規模な土木工事により、1992年にオープンしたのが「人道の丘公園」です。
公園には、セラミックの音源パイプ塔と噴水が設けられました。(写真)　
このセラミック音源による音楽演奏と噴水制御をパソコンで実現させたのが、我が社(本社:春日井市)なのです。

公園のシンボルであるこのモニュメントは、“世界平和”をテーマにしています。
“平和を奏でるモニュメント”として、八百津町から“世界に平和の光と音楽を”のメッセージを発信。
来園者がボタンを押すと、音楽演奏とそれに連動した噴水の舞いが演じられます。
セラミック音源による音色は独特のもので、他のどんな楽器にも代えることはできません。
今ではユダヤ人をはじめ、世界各国から多くの人が「人道の丘公園」を訪れています。

ビザを発給した、リトアニアにある当時の日本領事館。(写真)
現在は、貴重な歴史施設として一般公開中です。
日本から8,000Km離れたここにも、「人道の丘公園」のモニュメントが紹介されています。(筆者は、2004年に訪れました)